2023年のストフェス(日本橋ストリートフェスタ)が開催見送り…
んー寂しい。あのカオスなイベント大好きなのに。
で、色々思う事はあると思うけど、開催が出来ない理由の一つを書いちゃおう。
コロナ(SARS-CoV-2)感染がどうのこうの!の問題よりもちょっと闇深い理由。
ちなみにホココスも同じ状態だからホココスを例にして!(名古屋在住だし)
まず各商店街(店が建ち並んでいる通りのこと)には
"商店街振興組合"
というのがあると言うのを頭に入れておいてもろて
(商店街の"振興発展"と各個店の"繁栄"をはかるための法人組織ね♡)
たぶんホココス、ストフェスどちらも"地域の活性化"を旗印にイベントを行ってきたと思うんだけど
まず下の画像を見て欲しい。
下の画像はホココスで使われる"南大津通"の一部です。歩行者天国で使われる道路。
矢印は歩行者天国(以下:ホコ天)の場合の人の流れです。
とりあえず歩く人⇅もいれば路面店に入る人もいます。
(ちなみに路面店は、入り口が道路に面している店舗のこと。この場所ならPARCOやLACHIC、GUCCI、Appleとか)
特にホコ天は土日に実施されることが多く路面店は集客アップの大事な行事になります。
実際
"歩行者空間に立地している小売店・飲食店の売り上げは、非歩行者空間に立地しているそれらよりも、売り上げが高くなる傾向にあるということがわかりました。また、歩行者空間化という、用途変更が引き起こす周辺への経済的な影響について検証したところ、レストランやカフェなど飲食店の売り上げにポジティブな影響が見られました。"
と言うデータもあります。
で、次はホココスの人の流れです。
ホココス未経験の人にはわからないかもだけど、基本レイヤーさんは中央分離帯側(真ん中ら辺)に固まります。(たぶん歩道"⇅の場所"の邪魔にならないようにの気遣い)
と言うことはレイヤーさんを見たり写真を撮る場合、視線は中央分離帯側に向きます。(黒い矢印➡︎)
路面店は歩道に沿ってある。
しかし視線は中央分離帯。
レイヤーさん、カメラマンさんは基本店には入りません。コスプレしたまま入っていいかわからないし。
で、興味本位で見に来たNOTレイヤーさん、NOTカメラマンさんの方も目線はコスプレイヤー=中央分離帯
そうなると路面店からしたら迷惑なわけです。
ただのホコ天なら集客は見込めるのにコスプレイベントをされちゃうとお客さんの目線はほぼ中央分離帯で店の看板はスルーされちゃうわけだから集客見込めない。
たくさん人はいてもレイヤーさんカメラマンさんは店には確実に入ってこない。
そこで再登場!
"商店街振興組合"
この組合はどういう組合だったか覚えてますか?
この組合は
〜商店街の"振興発展"と各個店の"繁栄"をはかるための法人組織〜
…
〜商店街の"振興発展"と各個店の"繁栄"をはかるための法人組織〜
街中でコスプレイベントをすると振興発展にはなります!人集まるし!
だがしかし!
各個店の"繁栄"にはならない!
これがホココス、ストフェスが開催されない要因の1番デカい要素だと思う。
ストフェスはホココスより人の密集度がカオスだけど、やっぱり開催範囲内の各個店には入らない。
2回ほど参加したけど開催範囲にかなりの店があった記憶があるし。
いくらイベントで人が来ても、各店の売上にならない、もしくは逆にマイナスになるって現状があるから商店街振興組合は首を縦に振らないし路面店が多い場所での街中イベントはこれからどんどん出来なくなる。
SARS-CoV-2や政策が向かい風になって業績低下や不況になってる今は尚更
ちなみに街中でコスプレイベントを開催出来てるのは
路面店が少なく疎な場所もしくは無い場所くらい…
どうも!ライアンです‼︎
自分は一人のカメコですが、その前に建築学科卒のまちづくりや都市計画論の研究をしてきました!記載されてる通り、ホコ天開催時は国内外問わず売り上げは商業施設側にも貢献してます!
そして、ホココスですが開催されていた時期にその近辺のカフェでバイトしていましたが、レイヤーやカメコは休憩やPC開いてレタッチなどに勤しんでいました。一方、一般客に関しては通常の土日に比べて少なかったと思います。その日の売り上げそのものは通常の土日と変化は特になかったです。
開催しても売り上げは向上しないどころか、一般人からしても好印象といった雰囲気はなかったです。感情論的にも経済的にもプラスは無く、寧ろ開催することでマイナスになっているはずです。
今後、開催されることはもう2度とないのかもしれませんね。ただ、コスサミ開催時は、オアシスや久屋だけでなく大須でも当初から行われているので、仮にホココスを開催ふるのならコスサミと被せる他無いと思います。